No.28745の集計結果

No.28745 東1局 7巡目 南家 ドラ

【雀魂雀聖・麻雀歴15年デジタル雀士が、麻雀半年素人陽キャ系営業と、フリーネトマ未経験副部長に惨敗した話】

雀聖は半荘10回でトップ1二着3三着3四着3。陽キャはトップ3二着2三着2四着3。副部長はトップ2二着3三着3四着2。(それを差引いたのが、σ ^-^の成績^^;)

雀聖君は麻雀かなり強いという触れ込みがあり、初めのうちは素人の陽キャ君の変わった打牌に対して指南をしていたり点数教えたりしていたが、二連ラスを引いてから次第に何も言えなくなっていった。

「いやたまたま運が悪くて長期的に見れば自分は勝てる筈で、、、」なんていう事を自分の言い訳の拠り所にしてたかも知れないが、流石に素人と、素人に毛の生えたレベル相手に10回もやって惜敗ならまだしも、惨敗である。そんなださい事言える訳ないだろう。。。

単純に、雀聖君はデジタルを勉強してネトマで勝てるようになり、自分は麻雀強いと思い込んでいたものの、実際の麻雀では弱くて恥をかいただけである。

何もこれは特異な事例ではなく、巷でよく見る光景。

例えば、フリーの待ち時間を長めに取り、統計データ本を読み終わってから入る客、店員と天鳳や雀魂の牌譜検討したりNAGA一致率とか見てる大学生っぽい客など、所謂「デジタル・ネイティブ」勢が、フツーに仕事の電話しながら打つ中年サラリーマンや変な打ち方するジジイに負け越しているのは良くある事。特に地蔵してるか、急に危険牌切り出して打ち込んで自滅しているケースが多い。。。

仮に、統計データやデジタルの打ち方が、麻雀の「答え」であるならば、デジタル・ネイティブな若者達が、そんな事知りもしていないオジサン連中らをカモにし、勝ちまくっている筈だ。しかし、現実にはそれと真逆の事態になっている。
「いや長期的に打ち続ければプラスになる」?じゃあデジタルは最初は基本的に負けまくるけど、後半から徐々に右肩上がりに成績が良くなる性質のものなのか?そんなワケないだろう。筋トレじゃあるまいし、、、
長期的に見れば〜というのは、統計データや牌効率通りに打っている筈なのに何故か勝てていないデジタル勢の呪文のようなものなのだ。


では、なぜ、理論で裏打ちされている筈のデジタルが弱いのか?どこに落とし穴があるのか考えてみよう。

①麻雀AIの判定は対戦相手のレベルや打ち筋を反映してないただのネトマ上級卓の平均値。つまりネトマなどの同レベルランダムマッチ以外の場面で参考にしても最善手にはならない。

②戦術が単純なので、相手に分かりやすくなりがち。◯巡目だから鳴いて渋々テンパイ取ったんだろうな、等々意図が相手に見えやすい。

③選択が画一的になりがち。素人でもプロでもブラフ鳴きでも迷彩おじさんにも律儀に一律の押し引き、打牌選択をする。対戦相手に沿った打ち筋や読みが出来ない。

④人/性格読み、理牌読み、迷彩、モーションによる読みなど、体系化しにくいもの、理由付けの難しいものは考慮に入れられない。


ざっと挙げたが、これらを見て分かる事は、
デジタルとは、改めて定義をすると、「常に普遍的な情報のみ採用し、不確定・状況によって左右されうるような情報は考慮に入れない」不充分な打ち方であるといえる。


※牌効率・統計データ→普遍的な情報→デジタル・イン
※対戦相手のレベル・打ち筋・理牌、しぐさ、テンポなどの読み→不確定・状況により左右される情報→デジタル・アウト

つまりは全ての情報で戦えていない。誰にでもわかりやすく覚えやすい「牌選び要素」のみ採用しており、なかなか理論立ての難しい「対人心理要素」を捨てているから、あまり強くないのだ。

それでも、その安直さや戦術本の影響、ネトマでは有効な戦術である事から、今後も無知な人たちの間でデジタルは流行り続けていくだろうし、その人たちにとって当然の戦術として見なされていくのだろう。

そして、無知な人たちの呪文は広まってゆく。
「いやデジタルは長期的に見ないと結果出ないからwww」

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No.28744 南1局 4巡目 東家 ドラ

前回の巡目進んだところ
で1巡目鳴きました
上家からが出ました
鳴かない方は打でお願いします

トップと離されたラス親だけにテンパイ取るべきですかね?
役満祝儀はあります

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No.28746 東3局 7巡目 南家 ドラ

カンの方は5筒ツモ切りを選択して下さい。
条件は特にないとします。

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