No.28529の集計結果

No.28529 東1局 9巡目 東家 ドラ

統計データ依存症、という言葉をつくりました。
これは「統計・根拠あるデータのみに従い、該当する場面においては画一化された選択をおこなう」「データやマニュアルの無いものに対しては懐疑的になったり消極的になる」人の事です。
所謂マニュアル人間と似たような言葉、、、

※例「一発消しや先切り、ピンフダマは統計データ上デメリットな情弱戦術」「○筋通ってるリーチに対し満貫良型をオリるのは局収支的にありえない」「間読みをアテにするなんてあり得ない。昭和の麻雀かw」等。


統計データ依存症は、自分の考えや根拠が証明されていない事柄に対しては懐疑的になるため、間違いが少なく、経験則を積まずに短期的に成長する事ができる。しかし、統計データに依存する麻雀だけでは、上級者にはなれないのだ。

※例えばMリーガーの勝ち越してる人を見ても、NAGA一致率や統計データから大きく外れた打牌なんぞ、いくらでもある、、、


統計データ依存症の人の誤解として、「あらゆる物が数値化での証明が可能。しかしデータ化しない物があるのはそれはデマだからだ」と思い込みがちであるのだが、それこそ間違いであり、机上の空論である。

何故ならば、細分に渡る情報の統計なんて膨大な時間が掛かり、現実的に統計がはるかに追いついていないからである。特に人読みや個々の戦術のデータ化なんて、誰も手がつけられていない未知の領域である。ましてや、同じ場面など二度と来ないと言われる麻雀なんてパターンが途方も無く膨大な為、超細分化した統計データなんてSFの遠い未来の話で現代では無理なのだ。。。
※特にAIカメラを使った人読みの分析なんて、誰がやるんだ、、、


それに、世の中をみても、結婚や就職活動、志望学部、自分に合った趣味や将来設計など殆どの選択の余地がある項目に対しても自分に合った最良の統計データなんて存在していない。いや、一部界隈でAI診断があるにしても、それは画一化されたものや一部の人に利益のある偏った統計であり、「客観的に見て合理的で信憑性があり有益な自分が全幅の信頼を寄せるに足る程特化した個々の事案に対応する程細分化された統計データ」、なんてものは無いのだ。


そして、ここで統計データ依存症は、こういうデータが充分でなく経験した事もない場面に直面した場合、極めて消極的な選択をしてしまう。もしくは画一化されたデータに依拠し、やはり間違った選択をしてしまう。
※「ゴルフしたいけど自分にできるかの統計データが無い=やらない」「資格料○円で合格率○パーセントの資格は収支的に悪いから受けない」「合コンで彼女できる確率は○パーセントだから行かないが有利」

ただ、雰囲気だけの詐欺など信憑性の無いものに対して懐疑的な為引っ掛かりにくい部分は長所といえる。
しかし、麻雀と同じで、新しい経験をし、自分なりの経験則を積み重ねて自分で考え、それに自信を持てるようにならないと、いつまでも成長せずに最低限の生き方しかできなくなるのだ。


確かに統計データは間違いなく素晴らしく便利なものであるけど、勇気を出して、一度統計データから離れてみよう。データの無い事をしてみたり、自分の考えを尊重してみたら、自分自身の成長に繋がると思うのだ。


カテゴリー

この問題をブログなどに画像で張り付け 画像のダウンロード

この問題をテキストで貼り付け

この問題の回答ページへ

出題者の回答

コメント

読み込み中...

もっと問題を見る

前の問題

No.28528 東1局 6巡目 南家 ドラ

「No.11683」 より

次の問題

No.28530 東2局 6巡目 北家 ドラ

条件は特にないとします。

新しく問題を作る

問題の作成はログイン後に可能です